恋愛が苦しい…「好きすぎて苦しい」気持ちの正体とは

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前回は、恋愛が苦しいという気持ちの背景には
アダルトチルドレン(AC)に由来する
“心の傷”が潜んでいるかもしれない
というお話をしました。
(前回のお話はこちら

恋愛の苦しみの奥底に
子ども時代に十分に得られなかった安心感や承認を
大人になってから恋人に求めてしまう
心の働き起こっていることがあるのです。

恋愛は楽しくて充実している。
なのに、なぜか不安でしんどくなる…
今回は「好きすぎて苦しい」気持ちを
深堀ってみましょう。

好きな相手からの連絡が
ほんのちょっと遅いだけでも
落ち着かなくなったり

相手の予定がわからないと
不安で頭がいっぱいになったり

「愛されてない」と
感じてしまったり…

これらの感情を
「好きだからから仕方ない」と
意外と多くの人が
片づけてしまいがちです。

連絡がちゃんと取れて
言いたいことも伝えられて
心配がほどなく解消されれば
何ら問題はないのですが

愛されていない感が募って
何も手につかないようなことが
日常の多くを占めるようになると
それはとてもストレスフルな状態となって
疲労さえ感じてしまうことになります。

「好きすぎて苦しい」
こんな気持ちを自覚した時
その気持ちの奥には
一体どんな想いが潜んでいるのでしょうか。

その奥には
「自分が見捨てられるのではないか」
「他の人のほうが大事にされるのでは」

相談を受けていると
このような深い恐れが隠れていて
それらが浮上してくることがあります。

誰かに愛されていると感じられないと
自分の存在価値が揺らいでしまう…

そんな感覚に陥っているとしたら
それは“愛する”というより
満たされたい
安心したい
といった気持ちのほうが強いのかもしれません。

アダルトチルドレンの方にとって
恋愛はただの「好きな人との関係」ではなく
心の安全基地を探し求める旅のようなもの…

子ども時代に手に入れられなかった
無条件の愛や安心。
そうしてできた“心の空白”。

恋人との関係でなんとか取り戻そうとする…
なんとか空白を埋めようとする…

その必死さゆえに
恋愛が

–重く
–苦しく
–依存的

になってしまうのです。

ここで大切なのは
自分を責めることではありません。

この苦しさは
ただの“好き”ではないのかもしれない

そう気づくことが
苦しい気持ちからの脱却の第一歩となります。

“愛”と“依存”を見分ける力が
少しずつ育っていけば
自分の心の空白を
他人に埋めさせようとする苦しみから
少しずつ自由になれるかもしれません。

つづく

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